匿名さん 2023-01-17 22:13:32 |
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【チリ】
──お、……クラネ?おつかれさん。
( リーグでの仕事を終え、テーブルシティへ出る。いつもならこの辺で想い人であるクラネとばったり鉢合わせ…なんて事が起こるのだが、今日はそうじゃなかった。クラネの姿は確かにいつもの場所にみえるのだが、なにやら様子がいつもと違って見える。不思議に思いながらも、たまにはこちらから声を掛けてみようかとクラネの元へ近寄り声を掛けて。自分より小柄なクラネのパーカーの耳に触れ「なんや、今日はフードも被っとんのかわええな~」と付け足しながらも微笑溢し )
【ナナ】
──ボタンちゃ~ん?……ねぇ、ボタン、
( 用事がありアカデミーに訪れた日、予定より早めに用が済んだのでボタンの様子でも見に行こうかと考えながら、長い髪と白衣の裾を翻し校内を歩いていた時の事。暫くリーグ内での仕事が立て込んでいた為アカデミーに顔を出す事が出来ていなかったからか、自分の存在に気が付いた生徒達に「ナナさん久し振り!」と声を掛けられたのだ。一度声を掛けられて仕舞えば、あれよあれよという間に「ナナさんだ~」「ナナさん聞いて!」と他の生徒達もやってきて、てんやわんやの状態だった。生徒から信頼を得て懐いてもらえているのは喜ばしい事なのだが、今の自分は仕事終わりの疲れた心をボタンに癒してもらいたいという一心でこの校内を歩いていた訳で……。生徒達には申し訳ないが今日は急いでいるからと断りを入れてここから逃げ出してしまおうか…そんな事を考えているとふと視界の端に愛しい影が入り込んだ。チラッとしか見えていないがあれは間違いなくボタンの姿。そう確信した途端大人気ない悪戯心がはたらいて、掌を返したように自分を囲んでいる生徒達に目を向け、生徒の話を聞いては褒め、撫で、微笑み、アドバイスをし、生徒の連れているポケモンには飴をプレゼントした。…きっとボタンは妬いて拗ねるのだろうと考えて。そんな事をしていれば、気が付いた時には日は暮れ、ボタンの部屋を訪れた頃にはもう日が沈んでいた。──ボタンの部屋を訪れてからずっとボタンが素っ気なく機嫌が悪そうなのは、十中八九それが原因なのだろう。いつもなら突然部屋を訪れた時、隠し切れない嬉しさを表面に出しながらも言われる小言が今日はないのが、少し寂しかった。閉じっぱなしのカーテンの隙間から細く覗く月明かりが、何だか鋭く感じる。ベッドの端に腰掛ける自分に背を向け、何か作業をしているのか机に向かうボタンを眺めながら、その背中に向かって「ボタンちゃ~ん?」と呼びかけるが返答はない。ボタンの手持ちポケモンであるリーフィアを自身の膝に乗せてその背を撫でながら、少しやり過ぎただろうかと少々反省した。今、ボタンはどんな表情で机に向かっているのだろう。そんな事を思いながらもう一度、彼女の名前を呼んだ )
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(/ 開始ロルありがとうございます。簡潔で分かり易く素敵なロルで、特に問題等ございません…!
こちらも開始ロル記載させていただきました!開始ロル且つ前エピありきのシチュエーションという事もあって前エピも記載したところ、だいぶ長めになってしまいました……(焦)次回の返答ロルからは、今回のクラネちゃんへの返答ロルと同じくらい~少し長めくらいで済むと思いますので、特に今回の開始ロルの長さに合わせていただかなくても大丈夫です…!
こちらのロルに関しても、書き方など返しづらい/分かりづらいなどありましたら遠慮なく教えていただけると幸いです…!)
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