じゃあちょうど良かった。( 小さく肩を竦めながらふふっと笑って )ええ、その……あなたに渡したいものがあるの。( ベッドの傍へ歩み寄りながらも、赤い包装紙に紺色と金色のリボンを交えて結んだ小箱は未だに背後に忍ばせたまま )