従者 2023-01-02 21:24:46 |
通報 |
俺はヴェイン・ヴィント。そしてこっちが―――。
『若様の執事、セワスチアンといいます。』
( 視線の高さを合わせたのは威圧感を出さず、警戒させないようにしたためだったのだが、かえって距離が近くなったことで身構えさせてしまったらしい。しかし、その警戒の色も相手が名付けられた名前を反芻していくうちに歓喜の色に変わっていけば、なんだかこっちまで嬉しくなるようで、爺と顔を見合わせるとつられて微笑んでしまい。相手の方からこちら二人の名前について問いかけられればそれぞれ簡単に自己紹介を終えれば、ふと、鼻に異様な匂いを感じ取って。その匂いの正体はマコラからのもの。思えば、出荷直前のために綺麗にされていたとはいえ、あの劣悪な環境にいれば衛生面もよくないだろう。そうと分かれば)
爺、マコラを風呂に入れよう。まずはそれからだ。
『畏まりました。では、マコラが着れるような服を探してきましょう。若様はマコラを浴場へ連れて行ってください。』
( / そうですね、ひとまずそのような流れにいたしました!このあと主様の言うとおりの流れでいいかと。流れについてですが、ひとまずマコラ様にお腹一杯になってもらって、次の日からセワスチアンによる従者の教育が始まるのかなと。それからはまた相談し合いながらイベントを起こして行けたらなと思います。)
トピック検索 |