(/ありがとうございます。よろしくお願いします) 僕は歌仙兼定。風流を愛する文系名刀さ。どうぞよろしく。──ああ、今代の主は女性なんだね(誰かに呼ばれる声に応える様に緩々と目を開けると目の前に立つ人に向けて柔らかく微笑みかけ、名乗り終えると僅かばかり肩の力を抜いてから改めて主の格好を見ると軽く顎を引いて納得した様に呟くと握手を求めて手を差し出し)