くすぐったいんですね (この答えに満足そうにしながらも手は止めない。角とか尾なんて神経とか通っているだろうし、下手したらきっと急所にもなり得る場所だ。それを触らせてくれるなんて、どんだけ俺に心許してるんだか、と相手を見る。彼も意識しているのが丸わかりでまたぞくりとした。「質問、続けますね」と次は「どこに住んでいるんですか?」と世間話の延長のような質問をして)