匿名さん 2022-12-30 12:35:51 |
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あ、好き、、!
(そう、聞かれて必死、という表現が似合うような様子で答える。何故自分はこんなに畏まって人の家で紅茶を待っているんだろう、なんて改めて思う。唯もっと、少しだけ、過ごしたいとは思った。謝る彼に、"いや、全然…もっと聞きたいなぁ…、"なんて少し媚びたセリフを吐く。前に座った彼に、何を言おうか言葉を探していると、ふと思いつく外見。尻尾、角、しまっているけど、羽も。説明しないと。…でも、説明したら、追い出されるだろうか。そう思い、少し開いた口からはなんの言葉も発せられなかった。
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