匿名さん 2022-12-19 00:50:49 |
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【アイシャ】
( 朝の光で目を覚ましたのは何時ぶりだろうか。朝が苦手な方なので、中々直ぐに起きれない自分だが、今日はすんなりと起きられた。メイドたちと、今日着る服の相談を終えると、それに合ったメイク、髪型、靴やアクセサリーを選んでいく。上品な桃色のワンピースを着て、髪はいつもと違ってハーフアップに。リボンも付けてもらった。鏡を何度も見ておかしなところは無いかを確認する。
─こんなに念入りに支度をするのには理由がある。今日は婚約者の屋敷に伺うことになっているのだ。とはいえ、幼い頃からの顔馴染みで、今初めて会う間柄でもない。しかしながら、この身支度に時間をかけているのは、少しでも婚約者の、大好きな彼に気に入られたいから、ただそれだけ。
馬車で揺られ辿り着いたのは、城。何を言おう彼は、この国の第1皇子なのだ。城の従者に案内された部屋に入ると、視線の先には彼の姿。ワンピースの裾を軽く持ち上げ頭を下げると、最上の敬意を払ったカーテシーで挨拶をする。)
ルイス様、本日はお招き頂きましてありがとうございます。
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【ノア】
( 学園から帰宅して屋敷へと辿り着く。部屋で制服から動きやすい服装になれば、片手に剣を持ち我が屋敷の騎士たちが訓練をする演習場へ足を運ばせる。ここで修練に励んでいるのは、皇族に仕える選ばれた騎士のみ。とりわけ自分は、代々騎士を輩出しているバートン公爵家の跡取り。現在は同学園に通う第1皇子の護衛を任されているが、彼は皇子であり、自分の大切な人親友でもある。彼を守る為には、誰よりも強くならなくてはならない。例え体質上、体調が悪い日があったとしても泣き言は言ってられないのだ。
一通りの訓練を終えると汗をかいた額を手の甲で拭い、一息つく。思っていたより時間が過ぎており、気付けば自分だけになっていた。近くに控えている自分の召使いを呼びよせ、ひとまず身体を洗おうと相手に頼み事を。ついでにこの後の予定について確認をし。)
ソフィア。風呂の用意を頼む。
夜は何も予定はなかったな?
(/このような感じで初回投稿させていただきました。何かあればなんなりと仰って下さい。)
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