日常の主役は我々だ！

　　　　　　　　　　　　　　>ゾム

フラグ立てんといてやぁ…。
そうなったら逃げるしかないやんか…。
まぁ、そうなった場合は、可哀想な僕を匿ってや？
　わ、わー、嬉しいなぁ～…。
ゾムさん直々に起こして貰えるだけじゃなく、脅し付きなんて、僕ほんまに恵まれとるわぁ…。明日が命日やろか…。

（軽く身震いしたあと、頬に手を添えて口を態とらしくおちょぼにし
相手から目を逸らしながら、声を裏返らせて）

ん、もう良いみたいやな。
メールで答える当たり、抜かりないわ。
流石ゾムやなぁ…。
……それに、スマホ持ってってくれて助かったわ。通知いかないか心配やったけど、平気そうやし。
……てか、む、っっちゃ不自然なとこにおんねんけど。向かってみる、かぁ。

（ピロン、と音がしたスマホをスクロールして『はーい』といった返事とスタンプをつけて返し、そのまま電源を切ることなく、違うアプリに切り替えて。
表示された緑色の点の位置に、スマホとにらめっこをしながらも足を進め）