上白沢慧音 2022-12-15 16:22:42 ID:862e84636 |
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【ロケーションの表記は一応混乱防止兼ねて個人的にしておきます。投下が遅れて申し訳ないです。】
【人里/寺子屋近辺/ゲダツ(足だけ出して埋没状態)】
雪がしんしんと降り積もった真っ白な雪景色の中で、イヤでも目立つであろう明らかな異物が一つ。
まるで無造作に空から降って来てそのまんまダーツダート宜しく雪の中に突き刺さった某犬神家状態
の黒ズボンと靴を履いた長身な男のモノと思われる足が二本、もがき足掻く様に忙しなくバタバタと
動いている。
その有様は見ようによっては明らかに怪奇そのものだ。
ゲダツ「(心※――くっ…此処は一体――視界が利かぬ上に身動きも取れん…おまけにこの凍えるほどの冷気―もしや敵の術中か!?)」
と何やらシリアスな思考回路に至っている謎の巨漢であるが、実際は頭から雪の中に突き刺さって埋まっているという文字通り(どうしてそうなった)な状態なだけである。
―自力で抜け出すのが先か、先に誰かに見つけられるのが先か
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【人里/上空→寺子屋上空/アルファ06(ストライカーユニット着装)】
鋭く風を切る音――
―計測されるEVE閾値――不可思議な領域、現状完全にロストした状態のC4ISR(指揮・統制・通信・情報)システム、兵器としての観点から見ると完全に(孤立)した状態である一人の人造魔女(ウィッチ)は
位置座標を見失いながらも―雪雲模様の凍てついた空を巡航速度で飛行しながら、自身が今置かれている状況の把握に努めていた。
アルファ06「――居住施設…多分、人が居る?」
幾何学的な戦術バイザー越しに地形のスキャニングと熱源や動態反応を確認して真っ黒な夜間迷彩(RAM塗装)に黒ずくめの装備や装置で身を包んだ肌の露出が一切無い無機質な雰囲気の少女は高度を低くしてとりわけ動きのある建物(寺子屋)へと接近して旋回しつつ様子を見て…
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