ふふ、…さ。行きましょうか、 (目を細めつつも、到着したと告げられては先に車を降り、彼側の扉を開けに行く。テレビ局の入口には、彼待ちだろうか。沢山の人が居た。裏口から入れるように車を停めさせたとはいえ、彼がここまで有名人になってしまっているだなんて、なんだか遠い存在に感じて、少し寂しそうな顔をした。)