- 麗らかな - 〆

おぉ、剛！声聞くの久しぶりだな～。
ん？いや。俺こそ気づかなくてごめんな。
今終わったところだよ、

( 画面越しに聞こえる声に耳を済ます。傍から見たら俺の顔は何か嬉しい事でもあったんだと分かるくらいに緩んでいるはずだ。長らく会っていなかったが随分と聞き慣れた低めの声は声だけ聞けば大人。だけど4つ下のこの子は俺からしたらまだまだ子供で。そんな彼が自ら一眼レフを手に世界を巡っているんだから、俺にはまだ知らない道があるもんだなぁと感心させられる。＿さて。通話すら久々なのだけど、彼から発された提案に思わず目を丸くした。「 ...剛、もしかして今日本にいんのか？」いつも彼の所在だとか滞在期間を完全に把握している訳では無い。嬉しそうな声音に、きっとそうなんだと確信すればこちらまで嬉しくなってくる。そっか、久々に剛の姿、見れんのか。「 おう、剛がいいなら会いたいしな。...あ、今どこにいる？足がないなら迎えに行くよ俺、」肩で携帯を支えながら愛車へと乗り込んだ。心は既に迎えに行くつもりで、エンジンをかける。そうすれば自然と気分も上がるもんだ。ついでに口角も上げちゃって。ハンドルに片腕を乗せながらやっぱり見据える遠くは暫く会っていなかった彼の姿を映すためで。



(／ こんばんは .* 良かったです...！もし何かありましたらいつでもお気軽に仰ってくださいね。
そして素敵なお返事、ありがとうございます！かわいい剛くんにによによしておりました...！！^^＊
お返事が遅れる分にはこちら全く気にしないので、ご都合の宜しい時にでもゆっくり返していただいて大丈夫です...！！
ご体調のほうは大丈夫でしょうか？ご無理なさらないでくださいね;;