預言者 2022-11-07 02:50:40 |
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【 瑠璃裏話 】
ウツギは存在証明のため、この世界を知ることを求めた。それ故に真実を司る神を象ったのだが、そもそもウツギ自身の「真実」の見解が定まっていないので、瑠璃として成り上がる人間によって能力に差異が生まれている。ウツギは『どの』瑠璃が正しいのか、まだよくわかっていない。自身の正しさも曖昧なまま。
また、自身が創った神の中で瑠璃を恐れているフシがある。瑠璃が正しいと証明され、かつ自身を否定されてしまえば、存在が揺らぐかもしれないから。だが逆も然り。瑠璃が正しいと証明され、かつ自身が肯定されれば、ここに居る正当な存在理由ができる。
【 竜胆裏話 】
本当は「悲しい記憶」ではなく、「否定される記憶」を消去する能力を付与する予定だったのだが、力の調整がうまく行かず、かなり広範囲の記憶消去能力となってしまった。どうやら、ウツギの中で「否定」「悲しみ」がイコールで結びついていたため起きた事態の模様。
そして竜胆が消した「悲しい記憶」の行き場所は、実は「ウツギの未来」である。そのためウツギが「今」に戻り、正常な時間軸での存在を取り戻したならば、一気にしわ寄せがやってくる。まだウツギはそれに気づいていない。
【 朽葉裏話 】
ウツギの一つの目的が達成された、ある意味完成形の神様。ただし、始まらなくなる、という事象が付与されていたのは誤算だった。とある事象を終わらせた朽葉が居たようだが、その事象自体がどのようなものだったかもう誰も思い出せない。
「神同士では能力の影響が出ない」という条件は、この事態の発生を受けたウツギが慌てて付与したものである。実は自然発生的なものではない。もしもこの点に関して不都合が出てくればまた変わるだろう。
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