預言者 2022-11-07 02:50:40 |
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【 蘇芳裏話 】
最初にウツギが作った神様。自分を傷つける・血液を使う等、効果が視覚的にわかりやすい神様で、偶像として作りやすかったらしい。ただし自傷というその特性上、進んで神になろうという者はあまり現れなかった。そのため、いくつかの蘇芳は全員無理矢理神に成り上がらされている。ウツギが意思確認等をするようになったのは何回目か以降なのだが、今でも強制することはあるようだ。
【 梔子裏話 】
唯一芸術を能力化している神様。たまにウツギがその歌声を聞いているらしい。
最初はウツギのお遊びから始まったのがこの神様。とある日、ウツギは自身の空虚さを埋めるために眠りにつくことを望んだ。俗に言う母の子守唄を求めたのである。しかしウツギにとっての母といえば、隙あらば消去しようとしてくる上位の神たち。強制的な眠り(永遠)しか望めないそんなものに頼るわけにも行かず、ひっそりと作り上げたのが梔子である。けれど、いつかの梔子は頑なに音を零さなかった。年端も行かぬ幼子で、母のように振る舞う重荷に耐えられるはずなどなかった。それからウツギは子守唄を求めることをしなくなった。
【 千草裏話 】
実はウツギが一番能力付与に失敗していた神様。色々詰め込もうとして、結局すべて成功しなかったことから、もういっそ願望を見せるようにしてしまえと言うことで落ち着いた。一番最初に見せた幻は、ウツギの夢が叶う瞬間だった。
尚成功しなかった=お察しの事態。
またこれに当たる神の名前は唯一変遷を辿っている。海松→若草→苔→名無し草→雑草→千草で、その時時で色が変化していた。
苔、名無し草、雑草と名付けていたのは上手く行かないウツギのイライラヤケクソ期間。
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