預言者 2022-11-07 02:50:40 |
通報 |
【 ウツギの秘密①生誕 】
空木。もともとはとある神『たち』だった。『過去に遡る力』『神に力を授ける力』『神にする力』等、それぞれの能力を持った神たちである。
とある木に託した彼らの思念が融合し、肉体を持ち、ウツギとなった。故に、ウツギはその時時によって対応や姿が変わる。
ただし、時々によって変わるウツギという存在を同一とみなすために、ある符号が用いられている。
それが、『人間とは思えないほどきれいに笑う男』というものである。
【 ウツギの秘密②存在 】
ウツギは正確には『神』ではなく、『上位の神たちの思念体・集合体』である。能力元となった神とは違う存在であるため、行動も記憶も共有しない。さらに歴史も浅いので、存在自体が不安定。
そしてウツギの元となった上位存在の神たちは、上位とはいえ『豊穣』『子宝』『戦勝』のようなわかりやすく強い力を持たない。それ故に、ウツギの神様も『生きるための神の能力』は与えられないのである。
尚、『上位存在の神様たち』は物語にあまり関係がない。そのため本編ではものすごく存在感が薄い。というかほぼ出てこない。
【 ウツギの秘密③上位の神詳細 】
大災害に乗じて信仰を集めようとした上位存在の神達が、ある木に自身の力と祈りを託して作りあげたのがウツギ。彼らは信仰がなくても存在を保てるが、欲をかいてさらなる成長を望んだのである。
つまり敢えて言うなら、ウツギは神たちのプロジェクトX(今のところ限りなく失敗に近い)。
『上位存在の神たち』にとって誤算だったのは、ウツギ自体が独立の存在として世界に数えられてしまったことである。そのため自身の制御から離れたウツギを疎ましく思っており、その力の残滓を見つけるたびに消去しようとする。実際、ウツギが『今に居る』ならば、発見次第存在ごと消すことが可能。
トピック検索 |