ごめんなさいね、忘れて頂戴 (今日のアタシは全然駄目、もう誰にも見せられない。と頭の中で大きくため息を吐く。運ばれてきた料理を見て目を輝かせている相手にクスッと小さく笑う。やっぱりまだ子供じゃない、と「お気に召したようで良かったわ」と言う。重ねられたグラスを離して、グラスに口付ける。「赤ワインの方が好みなの?白ワインとかはいけるかしら」とメニューの白ワインの指さして)