夢心地交差点／〆

【校倉綺音】

申し訳ありません、私は今渡された物で召喚したもので……貴方様と分かっていればきちんと用意致しました。

（黄金に輝く門から開かれた武器や、悪態には全く動じない。そもそも、触媒を用いたなら相手を理解し召喚するべきなのだ。私は召喚直前に「これを使え」と触媒を投げつけられた為正直この触媒に期待はしていなかった。まさか、こんな強力な英霊の物だったとは。聖杯戦争で何がなんでも勝って名誉を上げろというのは本気だったらしい。魔術師として地に落ちた両親が手段を選ばず必死に触媒を入手したのだろうと考えると愉悦を感じ歪んだ笑みを浮かべかけるも、そんな話は目の前の英霊には全く関係ない話だろう。作り笑いを消し、真剣な表情で本心からこちらの非礼を詫び、車椅子をやや後ろに向けると、英霊の言葉に慌てて言われた通りに頭を垂れる馬鹿な両親へ向かって胸元に隠した小型拳銃を2発撃ち。軽い発砲音に遅れドサリと2人が倒れ、簡素な教会の壁には血飛沫と銃痕が残り。改めて英霊に向くと車椅子からゆっくり立ち上がり跪き頭を下げ。）

不敬な態度失礼致しました、王の手を煩わせる様な物では無い為私が処理しました。事後報告になり申し訳ありません。
改めて私と手を組んで頂けませんか？


【安室透】

はい、ここには警察の方や毛利さんもよく来るので勉強になるんですよ。
（職場の人からという言葉に少し安心しつつ、探偵の勉強になると話して。確か彼女は、何故かいつも現場に居合わせる不運な女性でその不運さはとある少年を何となく思わせる程だ。事件現場でしか会った事が無いため笑顔でリラックスした様子の彼女を初めて見ると改めて素敵な女性だなと感じるも、それはまだ恋というより客観的な意見に近い。彼女がメニューを決めるのを隣で待ち、注文を聞くとメモをしてご注文ありがとうございます、少し待ってくださいね。と微笑み梓さんにメニューを伝え自らはサンドイッチを作り始めて）


（／ありがとうございます、実は長い炉留は初めてで少し緊張しています。長い炉留や丁寧な描写に感動するばかりです。ぶっ飛んだ性格の娘ですが、大丈夫でしょうか。もっとこうして欲しいとありましたらなんなりとお願いします。）