紳士な貴方に恋をした〆

( 今日も今日とて仕事の山に追われ、気付けばかなり遅い時間の帰宅となる。編集社の中では仕事は出来ない方ではないと自負しているつもりだが、どうにも仕事が捌けていないのが現状だ。スーツのネクタイを僅かに緩め、会社の戸締りを済ませれば学生街を歩いてアパートへの道を歩く。もうどこの店も灯りが消え、どこか物寂しい気持ちになる。

部屋に近付くと、誰かが隣の部屋の前に座り込んでいるのが見え。誰だろうと疲れた目を凝らし少し遠目から見ると見覚えのある青年で。彼は隣に住む学生で、会えば挨拶を交わす程度の間柄だが、その様子からして何かあったのだろうか。素通りする訳にもいかず、少しだけ近付くと座り込む相手に話しかけ。)


こんばんは。こんな時間にどうしたんだい？



(／ 私もロルは時と場合により、変動しますのでお気になさらずに！これからどうぞ宜しくお願いします！蹴可)