名無し 2022-10-18 14:02:58 ID:931a41540 |
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俺だけ特別、…ほんとにそれでいいのかあいつ、
(カニに引きずられるように帰って行った相手の明日また来る、という囁きにこくりと頷いてしまったものの自分に明日があるかも分からない状況。それでも、「約束」は守らなければ。なんの対価も要求せず、流れるように友達になってくれた相手に多少疑問を抱きつつも相手が去っていった方に今更うねうねと手を振って。完全に姿が見えなくなったところで擬態を解こうと腰に手を当てて「ベルーガ、セブルーガ…カスピ海の風…我が身に瞬きをおくれ…」小さな声で一節歌えばするりするりと真っ黒なタコ足が伸びて。ググッと伸びをすれば目を閉じ胸に手を当ててマスターと交信を)
マスター、見つけました。…ただ、簡単に行き過ぎたかと…。はい、明日も会いに来るそうです。
(船の中をふよふよと漂いながらしばらくそうしていれば【コンサートに乗り込むんだよ。失敗したら、あんたもポーションの材料だからね!】と恐ろしい宣言をされてしまい。明日は練習に出ろ、と言っていたカニの言葉を思い出し、あれはコンサートの練習か、と納得して。返事を促され「もちろんです。…誰がマスターの一番の拝下か思い知らせてやる…。」と口角を歪めて悪い笑みを浮かべ)
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