ミツゲツ ／ 募集。　

>律

人数ってそんなに重要？好きならそれでいいのに。
(どこか苦しげに絞り出されたその本音に、至極不思議そうな面持ちで呟き。それは言い訳染みた響きではなく、むしろ窮屈な価値観に縛られている俗世をこそおかしいとでも指摘したげなもので。自身を置いて一人歩き出した彼をゆったりとしたマイペースな足取りで追えば、一足が大きいからかすぐに追いつき。衣類が擦れ合うか合わないかの距離は傍目から見ればそういった関係というのは一目瞭然か。ここから差程距離が開いていない自身のマンションへと向かいながら、愉しげに語りかけて)
客から教えてもらったイイ酒、丁度仕入れたトコなんだ。一緒に飲もうね。


>凛

今夜のオレは凛のものだからね、オレのこと釘付けにさせてよ。
(絡む指から伝わる熱を堪能するように握りながら、ふ、と熱っぽい吐息を零せば期待を込めた眼差しを送り。見てくれるかとの問いに挑発的な返答をするのは、既に欲を掻き立てられているからだろうか。この場でがっつきたい衝動に襲われるが、楽しみはゆっくりと味わった方がいいだろうと考えれば、指をするりと解いて彼の腰に手を回し、リビングの革張りのソファまで心做しか急くようにエスコートしようとし)
当然。ここまで来て泊まらないなんて有り得ないっしょ。ほらおいで、凛と早くイチャイチャしたい。