運び屋 2022-10-14 08:43:14 ID:f537a6574 |
通報 |
…あゝ、不摂生な地下生活で発達がめっちゃ遅れちまった感じの…あ、それで運び屋として俺に依頼したと。そゆことねそゆことね。
(そんな堅苦しい空気を押し付けらた当の本人は、「地下人様」だの「博士さん」だのと形だけのものではあるものの敬意を払っていたのが反転、必要以上な察しをあえて口に。勿論意識的ではある。こんなところでガキ一人が生きれるわけない。たとえガキだとすればそこらの大人より頭も詰まってるだろう。逆に言えばこんな自分を殺すための指も軽いかもしれない。だから子供扱いするわけでもなく対等として“煽るのだ“。明らかに不利な立場には変わらない。少なくとも今は。)
嗚呼、失礼失敬。俺の事は運び屋、俺は御宅のことを博士さんって呼び合おう。次は仕事の話だ。依頼された内容を改めて_『遥か遠くの研究所の行き帰りまでの運転、安全を約束する。無事帰った暁には800万Pを払うこと。追記、前金兼準備料として5000P。余った場合、即日時返すように』_余りの134Pは返したんで追記に関しては終わりっと。にしても太っ腹なもんだねぇ、800万Pなんざ…まっ、御宅らにすれば端金なんでしょーけど。んで、依頼としてはこれで間違ってない様で?問題ないようなら肝心の研究場所までの地図を下さいな。デバイスは何でもいい、アナログでも最後まで送らせますとも。
(握り拳に軽く咳を入れるように添える。ガスマスクで咳き込むなんてことない癖。後懐から取り出した茶色に苔たメモ帳に折れたペンで追記部分を照合し、再度確認をする。にしてもなんで“俺“何だろうか、とふと改めて思い浮かぶ。確かに機械では、容量と電波が足らない。なら別に最新の車か飛行機で__嗚呼、“跡を付けたくない“のか_いや、どうでも良い。取り敢えず今はどれだけ遠いか、それの確認だ。なんて一旦区切りをつけ)
トピック検索 |