スレ主 2022-10-11 10:07:36 |
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【洋館/大食堂2/ベンジャミン・サイクス、???×6】
―すぅ…と、背後の同行者(紗龍)の気配が冷たいモノに変わるのを感じて、先程と同じく原理不明ながら(変身)した彼(紗龍)が見る限りぶちキレた様子で誰かの死体を貪る(動く死体)の群れに殴り込むのを傍目に、赤モヒカンは、後方から結局待ち切れずに付いて来てしまったらしい三人(スズナ、デイジー&リリィ)に振り返らないまま
「馬鹿野郎、お前らには待ってろと言った筈だぞ!?…どいつもこいつも自由な奴らだ。――“こっち”は見ない方が良い…後ろに居て警戒してくれ。」
PAN!
――流石にあの面子(スズナ、デイジー&リリィ)にはショックが強過ぎると判断した赤モヒカンの強面な男はそう声を掛けて、構えた自動拳銃で最初に狙いを付けた動く死体…齧り掛けの手を持ってぬうっと振り返った其れの頭に一発撃ち込む。
「サリュウ(紗龍」、頭を狙え…“こいつら”がオレが知ってる相手と同じなら…頭以外への攻撃は大して意味が無いと思う。」
PAN!
PAN!
そう言いつつ更に数発他の(動く死体)の頭に9mm弾を撃ち込んで行く。
≫紗龍、スズナ、デイジー&リリィ
【洋館/1F北側廊下/マーフィー・シーカー、????】
ふら付きながらも状況把握も含めて、急いで(血)の匂いの漂い始めたこの(洋館)の廊下を移動する彼(琲世)、流石に人探しの最中に自分がおかしな場所へ来てしまった形になった事に苦笑いを浮かべながらも困惑している彼女(ルーシィ)、それぞれ曲がり角で互いを視認出来ない位置にいる訳だが…
TATATATATATATATATATATAN!
甲高い連続した小口径高速弾特有の銃声。
特に彼(琲世)の位置からだとマズルフラッシュの類で廊下の影が明るく見えたかも知れない。
そうして、半ば飛び込むような形で転がり出てくる黒のニット帽を被った兵士の様な格好をした男(マーフィー)、彼は足を負傷しているが腰溜めに構えたアサルトライフル(M4A1)を“何か”に向かって空薬莢をバラ撒きながら発砲し続けている。
マーフィー「クソ野郎が、出て来やがれ!」
―その銃口の先には何も無い廊下が続いているだけ…
一方から見れば錯乱して銃を乱射している様にしか見えないが―――
≫佐々木琲世、ルーシィ
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