スレ主 2022-10-11 10:07:36 |
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【洋館/1Fエントランスホール/?????×6、???(転移)】
独りでに動く甲冑から飛び出した蜘蛛めいた節足や触手を咄嗟にレイピアで斬り払い、尚且つ彼(紗龍)に魔力的な障壁(バリア)を張る事で守り、援護した双子人形(デイジー&リリィ)
斬り払われた触手がビタビタと大理石の床に散らばりウネウネしながら蒸発する様に消えていく。だが鎧自体は無力化されておらず、先程よりも更に緩慢になったが兜の代わりに触手や節足を蠢かせながら近付いてくる甲冑が一体、それにまだ無傷の五体の甲冑が相変わらずガシャガシャと重々しい足音を響かせながら、三人(デイジー&リリィ、紗龍)へ剣やハルバートを手に向かってくる。
意地で保っていた空元気も限界に来ているらしき消耗気味の双子人形(デイジー&リリィ)、補い合う
必要性を迫られる訳だが……中身が触手だか何かの化け物であるしぶとい甲冑を効率よく撃破するのは中々骨かもしれない(本体はその“中身”なので堅い甲冑を砕くなり外すなりする必要が有る)
と
――対峙する三人と動く甲冑(アルマデューラ)達とは別に、見える位置に唐突に現れる何者か…
“彼女”は端的に妙な格好…真っ赤な革製のブルゾンに、対丈の薄紺の着物という(交わらない和洋折衷)――中性的に切り揃えられた黒髪のショートヘアの少女――何故か手にはコンビニのビニールが握られており…まさしく買い物帰りに此処(洋館)へ飛ばされてきたらしい様子だが
?「――唐突にも程がある、…が――まぁ…確かに“魔的”だ。」
名乗るわけでもなく何やら意味ありげなそんな溜息交じりの言葉を口にしつつ…その双眸は動く甲冑達と…双子人形(デイジー&リリィ)に向けられており
結果的に動く甲冑(アルマデューラ)達の内二体が、その少女(?)に向かって歩き出す。
≫紗龍、デイジー&リリィ
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