…だって俺、あんまり文字読めない… (幼少期に通っていたスクールも親の過保護が原因でほとんど通えず、卒業自体も親の上級悪魔としてのコネでさせてもらったようなものだった。そのため計算をしたり本を読むのは今でも苦手である。目に溜まった涙を腕で拭うとその顔を隠すように彼に抱きつき「アンタが全部悪い…」と責任を押し付けた。)