…大丈夫かな (声は聞こえないものの物陰から彼らの様子を見ていたが、どうやら父は彼の言葉に強く反応しその腕を掴んでどこかに行ってしまったようだった。すぐに追いかけなければと立ち上がるが足が上手く動かない。ただこの場で彼の無事を祈ることしか出来なかった。)