「…はい、お願いします」(部下は、少しでも気が紛れればと思い、元悪魔の言葉に頷いて。一方、悪魔の兄は青年が出ていったのを見ては、軽くため息をつき、近くにいた使用人に、青年が危ない目に合いそうなら助けてやって欲しいと頼んでは、仕事をし続け。悪魔はなんだか落ち着かず、「俺、魔界行ってくる。レンくん連れて来れんの俺だから!」と相手に伝えては、そのまま向かって)