通りすがりさん 2022-09-29 11:16:31 |
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(ゲダツ)
「うむ…ほう…成る程な、お前の言う意図も理屈もあい分かった――ではアレは宴会の予約等では無かったのだな…」
相変わらず腕組もどきをしながら彼女(雪華綺晶)の妖しげな雰囲気漂う説明を聞いて頷きつつも、よく見るとさり気なく全く足を動かさずにジリジリと後ずさっている(所謂ムーンウォークの亜種めいた異様な動きである)
「確かにおれはあの電伝虫(電話の様な物)に(まきます)と答えたし、お前の螺を巻きもした―だが、お前は本当におれで(良い)のか?キラキショウよ。半分以上恐らくは事故の様なモノだが…」
と、内心少々困惑しながらジッと相手(雪華綺晶)の白薔薇と吸い込まれそうな濃い黄色の瞳を厳ついこわもての双眸は見据えて――(契約)の“指輪”への口付け躊躇している。
>雪華綺晶
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