匿名さん 2022-09-28 10:58:57 |
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ええ、よろしくお願いします
…それより、扉を壊してしまってすみませんでした
(ようやく腰を上げ立ち上がり、穏やかな笑みを湛えながら握手に応じる。まさか自分が吸血鬼とこんな風に友好的な関係になるとは思ってもみなかったが、この先の彼女との生活の先に待つのは一体なんなのか、期待を抱かずにはいられなかった。それからふと、思い出したように床に倒れた扉だったものを見下ろす。言うまでもなく自身がこの部屋に突入する際に思いっきり蹴破ったものであり、あの時点では彼女を討ち取るつもりであったためその後のことなど少しも考えなかったが、ベッドがあったり棺桶が置かれていることから彼女の寝室であろう部屋の扉がこれでは不便だろうと、ひとまず素直に頭を下げて謝罪をする)
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