探偵♀ 2022-09-23 20:42:24 |
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__野垂れ死ぬ?俺が?不吉なことを言う奴だな。
( 相手の呟きに返答するように、突如として声をかける。出会ったあの日と同じように開け放された窓からやってきたらしく、窓枠にまるでチンピラのようにしゃがみこんでいると「 よう、お嬢さん。」と尚も無表情のまま付け加え、部屋の中へと着地した。相変わらず全身黒づくめにマスクもしているが、今回はその手にナイフは握られておらず、そのまま窓のある壁へともたれ掛かる。)
約束通り、来てやった。
…お前、まじで俺の隠蔽を手伝う気なのか?
( 手に持っていないだけで、ちゃっかりナイフは隠し持っている訳だが、今は特に必要性を感じることも無く。それよりも追っ手のこない事実に少し愉快そうにしながら相手の動向を問いてみる。まぁ、変な嘘をつくやつにも思えはしなかったが、まさか本当に警察にもバラしていないとなると、自分が言うのもなんだが正気の沙汰ではない。 )
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