匿名さん 2022-09-21 11:05:21 |
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「誰のセンスがないだ。全く、まさか聖杯戦争なぞに参戦することになるとはな。不本意だが仕方ない。よろしく頼む、キャスター」
「そういうことはガキの俺に是非とも言ってやってほしいものだな、それはもう盲目的に慕うだろうよ。なんたって、あんたの作品に人生を狂わせられた男が最も純朴だった頃だからな」
名前:和泉谷 時雨(いずみや しぐれ)
性別:男
年齢:24歳
容姿:ダークブラウンの髪を無造作なウルフカットに、前髪は目に差し掛かる程度に長いものの、こちらもまた無造作に分けている。目の色は黒、気だるげに垂れており生気があまり感じられない。肌は僅かに浅黒く、顔立ちは整った部類に入るが、容姿に頓着しておらず最低限の清潔さしか心掛けていないため冴えない。
服装は白のワイシャツに黒のスラックスにスニーカーという、どの場面でも通用し、且つ動き易いものを普段から身につけている。外に出る際には後述の魔眼を隠すために、サングラスをかける。体付きは全体的に痩せ型で骨張っており、不健康そうな印象を抱かれることが多い。身長は180センチで、右手には鳥のシルエットにも見えるような令呪が刻まれている。
性格:愛想自体は悪くないが、感情を大っぴらに出すタイプではないので冷徹な人間であると思われることも多い。理想と現実に苛まれた結果、表面上はあらゆる物事を諦めた厭世家を装っているものの、根っこは善良且つ情熱溢れる人間性が残っているため、とやかく言いつつも物事には首を突っ込みがちで、相手を思いやる優しさを持ち合わせている。世界、人間、自分自身など様々なものに対する迷いが多く、割り切ったつもりが割り切れておらず葛藤に苛まれる本心は基本的には誰にも見せないが、絆を深めて親しくなっていくごとにぽつりぽつりと打ち明けていくだろう。
魔術師の思想とは良くも悪くも相容れれないため、サーヴァントのことを使い魔ではなく一人の人間で敬意を表するべき英雄として見ているが、自身の人生の基点となった作品を執筆した張本人であるオスカーに対してだけは様々な感情が綯い交ぜになっており、執着を見せたかと思えばぶっきらぼうになったりと素直になれないことが多い。しかし根底で抱いているのは敬意であるため、仲を深めていくにつれて好意的な感情を表に出すことが多くなる。やがては『幸福な王子』のツバメと王子の如く、自身の利益をかなぐり捨ててでもオスカーを支え、彼のために動こうとするだろう。
属性:水と風。
魔術:『反転の魔眼』
視たものの性質を反転させることができる。熱を冷に、栄を枯にと生物非生物概念問わず反転させることができるが、影響する規模が大きければ大きいほど身体に負担がかかり、良くて一時的な失明、悪ければ死に至る。自らの命を賭しても死を生になどの規格外な反転は不可能なため、攻守ともに汎用性がある分制限も多い。
理性を感情的に、愛を憎になど生物の感情面に働きかけることもできるが、どの程度の影響を及ぼすことができるのかは相手の耐性により左右される。また反転させても永続することはない。
戦闘においては拡散と収束を利用して相手の魔術を妨害したり、可視と不可視を使って自身やサーヴァントの攻撃手段を知覚しにくくしたり、相手の知覚や感情を反転させて混乱させたりなどを主に使用するが、その場その場で臨機応変に変えるため、挙げたもの以外にも多種多様な方法を扱う。
その他は錬金術とルーン魔術、強化魔術を扱い、それなりの腕前ではあるが、主には魔眼を使用することが多い。また家系柄黒魔術の才もあるが、本人の性格が致命的に向いていないことと単純に好んでいないことから、滅多に使うことはない。
備考:黒魔術を専門とする魔術師の家系に生まれたが、価値観を形成しきる前に『幸福な王子』に感化されたことで魔術師の世界に上手く馴染めず成人前に家を出奔、実家側からは恥晒しものとして勘当され、現在は小説家として生計を立てている。それ一本で暮らしていける程度には売れているものの、生活自体は質素。しかし工房となっている自宅にはそれなりに注ぎ込んでおり、他の魔術師や一般人から介入を受けないように気を使っている。自分の住む街で聖杯戦争が開催されるという噂を聞きつけるが、当初は一切我関せずの態度を貫いていたものの、土地勘が備わっていることとそれなりに立つ魔術の腕前から、今後一切の不干渉を材料に聖杯を献上する取引を実父に結ばされ、参加しないならば**と脅されたことで無理矢理聖杯戦争に参加することとなる。故に本人は意欲があまりなく、自ら他のマスターやサーヴァントには仕掛けに行かずに消極的な姿勢を取りがち。
上には兄が2人おり、両者とも時雨より優れた魔術の腕と術式を持つ。兄たち含め実家との仲は険悪そのもの。
(/お待たせしました!PFが完成しましたので、お時間のある際にご確認ください…!修正加筆箇所等々ございましたら、遠慮なくおっしゃってください)
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