匿名さん 2022-09-15 18:22:16 |
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へぇ。じゃあ飯時になったらあそこは開けてくれるのかねぇ。
(食事に行くとき以外はいつも一人。何もせずに食事が出されるのなら自分たちからしたら夢のような日常だが、そのような代わり映えのない日常が続いてしまうなど、自分だったら退屈で死んでしまいそうだ。不幸な星のもとに生まれてしまったとはいえ、己の敵である貴族の相手に同情の念など一寸もわかないらしく、興味の薄い反応をしながら、執事は用意しながらさすがに娘を餓死に追い込むようなことなどしないだろうと上記を述べて。)
…っ。あのなぁ、俺はスラム育ちで男なんだぞ。少しは警戒心を持ったらどうなんだ。
(うつむかせていた顔をこちらに向けながら笑顔の表情を浮かべると、先ほどから見ず知らずの男に対して少し慢心が過ぎるのではないかと告げて。こちらから嫌っているのだから相手もこちらのことを嫌う資格はあるはず。だというのに目の前の令嬢は先ほどから笑いかけたり、手招きをしたりなどとまるで知人に接するように対応するので拍子抜けしたのか、なんだか調子がくるってしまいそうで。)
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