匿名さん 2022-09-13 22:47:42 |
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律くん大人やなぁ~……あっ、途中でギブアップしてもうちは食べられへんからね?( 忠告を受けて尚注文を変えない彼に、ぽかんと小さく口を開いては素直な尊敬の眼差しを向け。自分が食べるわけでもないのにはらはらと落ち着かない様子でいれば、思い出したかのように釘を刺して。注文品の載ったトレイをテーブルの上に置き、ソファ席に座るときちんと手を合わせる。好きな人の手間、食欲を全開にするのは慎むものの、ふらふらと軽く揺れる両足が待ちきれない心境を表していて )うん!ぜーんぶ食べよ。な、な、どれからにする?
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( 少し緊張した表情が近づくと、ふっと瞼を閉じる。直後、唇の触れ合う感触に目を開けば、恥じらうように視線の交わらなくなった彼女がそこにいて。いつまで経っても新鮮な反応から言葉で伝えられる時とは違う形の気持ちが伝わり、自然と口元が綻ぶ。子どもをあやすかのようにゆっくりと彼女の髪に手のひらを滑らせると、幸せそうに緩んだ顔を隠そうともしないまま、こちらもいつまで経っても変わらない愛おしさを全身で伝えて )頑張ってくれてありがとう。すごくうれしい。
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