おうち忘れた子ひばりは…ひとり畑の麦の中……母さんたずねて鳴いたけど…風に穂麦が鳴るばかり…… (浴衣姿の少女が窓の傍の1人用椅子に腰掛けて背もたれにだらりと黒髪を垂らし、少し青みがかった透明のビー玉を月に重ねて見上げながら唄っていて)