匿名さん 2022-09-06 09:49:48 |
![]() |
通報 |
分かりましたわ!
まだ少し気恥ずかしい気もしますが…セシル様と私は仲良しですの!という感じが伝わるようにと、庭師の方にお伝えくださいませ!
( 彼と出会ってから数年間、ヒロインと彼をくっつけて自分はギャフンされることを使命として生きてきた。自分の想いに蓋をする事になろうとも、それでセシル様が幸せになるなら。と何度も言い聞かせて。それが今や彼とは夫婦。しかもその円満さを表したいという今回の提案だ。もちろんそんなに堂々とアピールが出来るほど強い心の持ち主では無いのだが、何より嬉しい。自分の望むルートから外れはしたものの、望んでた以上の結果と幸せを得ることができたのだ。彼の考えに裏があるとしても、薔薇に関する意見は彼の好意に間違いは無いだろう。嬉しさを噛み締めながら、近い将来二色の薔薇が植えられる中庭に視線を送り、満面の笑みで返し )
~~~~~っ!!お、お茶のおかわりをお願いしますですわ!!
( いつもと変わらない彼の様子に、相変わらず動揺するのはこちらばかり。その心の内は動揺したり照れたりしてくれていたとしても、決して表に出さないのは彼の強みだ。無意識に愛を伝えてしまうのはとても恥ずかしく、しかもそれにきちんと返事を返してくれる辺りが彼の優しさであるが、からかわれているのではとも思うのも事実で。平然と返してくる相手にこちらが平静を装うことなど出来るはずも無く、彼を視界の中に入れているといつまで経っても赤い顔が治まらないので、後ろに控えているメイドにくるりと顔を向けおかしくなった語尾付きでおかわりを求め。その間に少しでも落ち着こうと深呼吸をしては、彼の執拗な安全確認に疑問を持つことなく頷いて。確かに書類上は些細なミスであれど、場合によっては国を揺るがすレベルにもなりかねない。王太子妃教育を受けたとはいえ、まだまだ未熟である事に変わりはないため自らに向けられた注意の言葉は素直に受け止めて )
大丈夫ですわセシル様!私も王太子妃となり、このアルファスタ国を背負わせていただく立場になりましたもの。
皆様にお力添えをお願いして、円満かつウハウハな日々をセシル様にお約束いたしますわ!!
トピック検索 |