匿名さん 2022-09-03 19:19:45 |
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【 ヘレナ・アンティパス 】
よかったらノート見せてあげてもいいけど、使う?
( 他の生徒たちがばらばらと出ていく中、未だに板書を書き続けている姿を目にすると彼の手元を覗き込む。末尾の板書が殴り書きされている様子やインク溜まりの多い紙面に、あまり勉強にも慣れていないのだろうかと思案を巡らせる。自分のまとめたノートのほうがずっと見栄えがいいし、その様子では書き記すのに必死でまともに頭に入っていないのではないか。そんなことを考えると、ほんの気まぐれからノートを貸す提案を持ちかける。
この昼休みにも彼がレオナの小間使いとして仕事をする様子だったらそれについていくつもりだったのだが、それがないなら仕方ない。とはいえ普段彼がどのようにレオナと過ごしているのかが気になると問いをかけてみて )
キングスカラー先輩のおつかいってどんな感じなの?あの人、女を働かせるのは落ち着かないとか言ってやらせてくれないから知らなくて。
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【 ジェイド・リーチ 】
ありがとうございます。…それで、取引はいかがでしたか?
( アズールの目配せに視線で応え、彼女に微笑むと挨拶するように頭を下げる。うっすらと扉越しに聞こえるやり取りを聞いていたのだが、アズールにしては随分慎重だった。彼は普段ならもっと強欲な契約を交わすことだってあるのに、結局雇用契約だけで済ませるとは。得体が知れない相手だからこそと彼は言うだろうが、いつもと違う彼の態度に幼馴染だからこそ感じ取れる緊張や動揺を感じて正直面白かった。今後の彼女と彼とのやり取りはきっと楽しいだろうし、しばらく眺めていることにしよう。
そもそも、自分も彼女がどんな存在なのかに興味があるし。そんなことを思案しつつ彼女からかけられた褒め言葉に応えては、VIPルームの扉が閉まったのを確認してから歩幅を合わせて寮の出口へと向かう。その道中、彼女がアズールをどう思ったのかという率直な好奇心からそう尋ねてみて )
(/ありがとうございます!ドロシーさん側の展開も含め疑問や要望などございましたらいつでもお伝え下さい…!
本当にそうですね…!誰落ちになるか決められたら是非やりましょう!!それまで愉しみにしながら続けさせていただきますね!改めて今後もよろしくお願いいたします…!)
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