さすらいの旅人さん 2022-08-31 15:48:09 |
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>ランレイ
「米以外にも、俺が元々仕えてた国から南の方だと芋で作った酒があるらしい。生きてる時分には飲めなかったがな」
(どこの国でも酒は必ずあるように思えて仕方がないし、酒が無ければ退屈で死にそうな連中もまたどの国にも居るのだろう。酒は退屈を紛らわせるには最良の薬であるというのが最近の持論であった。そんな思案を巡らせていると遊ぼうと提案がきた)
「遊ぶ…か。大した遊びは知らんが…」
(酒を呑む以外に何か退屈しのぎが出来るなら、と相手の提案を了承しようか)
>エクラン
「…船長か。……流石に主に刃を向ける訳にはいかないか…」
(しばしの沈黙の後に諦める。船長には再び剣を振るう機会を与えられた恩義がある。一瞬、船長を斬れば船員全員と斬り合える可能性を感じはしたが、みすみす新しい相手と戦える可能性を捨てる真似をするのも憚られた)
「…ヨタタ村の氷割りとシノノメの赤鎧か…覚えた」
(自分よりも高値。つまりはそれなりの戦えるという事だ。ならばこそ斬ってみたい。試合ってみたい。殺気と期待の混じったを笑みを顔に湛えるその姿は、側から見れば狂人のそれだろう)
「良い話を聞けた。すまんな、仕事の邪魔をして。せめてもの詫びだが、何か手助けが必要なら呼んでくれ」
(何か礼が出せる訳でもない自分には、せめて手伝い位しか出来ない。そう思い立つと礼がわりに何か仕事の手伝いを引き受けるとしようか)
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