水面下の宴　〆　

悪いけど俺は用事があるから……
( 午前講義が終了した途端、席を立つより先に声を掛けられる。視線を向けると其処には顔も知らない女子生徒が二人。どうやら昼食の誘いの様だが、今は一刻も早くこの場を離れなければ。お得意の王子様スマイルで優しく断りを入れた後、ある男を追い人通りの少ない通路へと足を運ぶ。──居た。入学当初から自然と目で追ってしまう鶯色の彼。未だ言葉を交わした事は無いけれど、凛とした横顔と馴れ合いを好まない雰囲気に惹かれて。掲示板を眺める相手と徐々に距離を縮めれば、一度深呼吸し )
ねえ君、どこかサークル気になってるの？


(/ 絡み文ありがとうございます。初回なので少し長めですが此方も失礼致しました、修正点等ございましたら遠慮なく仰ってくださいませ…！質問についての回答も助かります。マイクの一人称や二人称なのですが、そちらも解釈一致で大変好みです。お前orあんた呼び性癖に刺さります…。その他現時点で気になる事が無ければ背後は一旦隠れさせて頂こうと思いますが如何でしょうか…？ )