闇夜に溶ける【　裏社会 ／ 群像劇 ／ 人数制限有り　】

(/>68の者です。再keepありがとうございました。上手くまとまらず遅くなってしまい申し訳ありません。不備等ございましたらご指摘いただけますと幸いです)

名前：　ノア・クラーク
性別：　男性
年齢：　27歳
役柄：　《教団》司教
容姿：　傷んでいるせいか少し癖のある黒髪を襟足が束ねられる程度の長さまで伸ばしている。普段は下ろしているが祭事など邪魔になる際には輪ゴムで雑に括ることも。目の下には隈があり、肌の色も少しくすんだような白をしている。憂愁や倦怠といった表現が合う顔付きのなか、瞳の色は唯一冴え渡るような緑色。痩身でやや猫背のため遠くから見るとあまり目立たないが、身長が182cmあり近くに寄れば急に存在感を感じるようになる。いつも簡素な黒のローブを着ているが、教団にとって特別な日だけは白を基調とした司教服や帽子を着用し、普段は仕舞い込んでいる杖を手に仕事をする。薄手の黒い手袋をしており、左手の甲には火傷の痕がある。
性格：　良く言えば穏やか、言い方を変えると消極的でどこか覇気のない雰囲気。好奇心や感受性がないわけではないが、その表現方法がいまいちよく分からないといった様子である。その一方でこれと決めた対象への執着は著しく、もし感情に激しい起伏が起こるとすればそれが否定されたときだろう。身分や年齢によって態度を変えたり変えられたりすることを嫌う。司教でありながら神の存在を信じておらず、酒豪かつ喫煙者という聖職者らしからぬ性質をしている。低めの声質で普段は落ち着いた話し方をするが、機嫌を悪くすると言葉の端々から育ちの悪さが窺える。
備考：　教団では庶務や教祖の補佐など裏方のような役割を担う。幼少の頃に人攫いに遭って売り渡され、奴隷商人の元で複数の国を行き来しながら過ごした。数年が経ったある夜、ふと目を覚ますと拠点が何者かに襲撃を受けて火の海となっており、混乱に乗じて逃亡。その後は小さな教会に身を寄せたが、それまでの経歴から神の存在というものを到底信じられなかった。だが信仰心がなければ身を置かせてもらうこともできず、いつからか顔も知らない恩人を自分のなかで密かに「かみさま」と定義づけるようになる。今でこそ周囲の人々は彼を非常に信仰深い司教だとしているが、その実情は信仰対象を意図的に取り違えた歪んだ神格化だと言えるだろう。その後一時期は教会を離れて暮らしていたが、教祖と出会ったことで共に教団を立ち上げる。恩人の正体を突きとめたいと考えており、裏社会に人脈を伸ばす方法を模索している。