闇夜に溶ける【　裏社会 ／ 群像劇 ／ 人数制限有り　】

>女王陛下

肌寒くなってきましたね、陛下。もう戻られますか？
( 日が落ちて、乾いた風が吹き始めると一気に寒さを感じた。4時を過ぎたこの時間はアフタヌーンティーを続けるには少々寒すぎる。テーブルの上には温そうな紅茶と1口大の美しい菓子達が並び、陛下のその小さな口に収まることを望んでいる。日々国民の期待に応えるために努力されている陛下にとって唯一の休息の時間といっても差し支えないであろうこの時間もその涼しい風が終わりを告げていた。顔にかかる髪を払って耳にかけると夕日のてらてらとした光が眩しく思わず顔を顰める。その目の前で女王陛下の美しい髪が風に揺られ、きらきらと輝いていた。いつまでも見ていられるその景色を恍惚とした表情で目に焼き付け、手に抱えていた羽織を陛下の肩にかける。近くのメイドを呼びつけ、暖かい飲み物を用意しておくように声をかけた。女性は寒さに弱いと聞くから、陛下がお茶を楽しんでいるこの間も病気を患ってしまうのではないかと心配で堪らない。まるで犬のように心配を抑えきれない様子で落ち着きなく顔をキョロキョロとさせ、なにかしなければ、という曖昧な使命感に駆られ1人焦って。)


(/ ロル開始させていただきましたが、マリー様はアフタヌーンティーなんてしません！という事でしたら、庭園の散歩とかだと思って頂ければ。またマリー様の呼び方なのですが、一国の王との事ですので陛下、と呼ばせていただいたのですか宜しかったでしょうか？女王様だと子供っぽい感じがして、厳格な方を呼ぶのであれば少し違うかなと思いましたのでこのように呼ばせて頂きました。またレジナルドの事は愛称でもファーストネームでもファミリーネームでもなんでも構いません！)