匿名さん 2022-08-14 19:40:44 |
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「へへ、そりゃあテメェからのとびっきりの気持ち貰ったんだからよ、俺も応えなきゃだろ?」
若草色の髪を撫でながら文句言いつつも大人しく腕の中に収まっている男の愛らしさに顔がニヤけるのを押さえられず、だが恋人としてそんな緩んだかっこ悪い顔を見せたくなくて抱きすくめ、その間に浮かれた顔を何とか戻せば離れるのが名残惜しそうに頭を軽くポンポンと叩いて体を離し、そのまま正面の椅子に腰掛けて頬杖をつくと先ほどデザートを届けた際に言われたことを思い出した。もうすぐ島に上陸する予定なのだと。それを聞いて真っ先に頭に浮かんだのはゾロとの初デートだ。もちろん食糧の補充も忘れちゃいないが恋人として日が浅く、未だ2人きりの状態も満足に確保できず距離を詰められていないというのが現状である。だから少なからずクルーの目を必死に盗んで振る舞える島というチャンスを逃す手はない。だが、夢に真っ直ぐで硬派なこいつの事だデートとかそういう浮かれた類のものは笑って流されるのではないか…?という不安があった。
でも…俺はしたい……!! ぐっと膝の上にあった手を拳にして覚悟を決めると最後にいくにつれてしどろもどろになりながらもデートのお誘いをした
「そういや、さっきナミさんが教えてくれたんだがよ…もう少しで島につくみてぇなんだ。
それで、テメェとこーいう仲になって初めての島なんだし……その、デート…とか…しねぇ?」
(そうですね!恋人になっても女性口説くのは変わらなくて、やっぱり俺と付き合ったのは一時の気の迷いなんじゃねぇか!みたいなヤキモチと疑惑持ってぷんぷんしちゃうとか…!
わー、どちらもステキです!ベタなの大好きなので是非どちらもやりましょう!!なんなら、拉致られるの間隔あけてどっちのバージョンやっても面白そうです!)
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