最強×最弱は予測不能！？(〆)

出来たり、持ってたりする奴ほど謙遜してそんなに凄い物じゃないとか、すごい人じゃないよ。
みたいな感じで嘘じゃねぇが、謙遜っつて嘘に近い事を言うからそれだと思ったんだよ。
(地団駄を踏み、頬を膨らませるという見た目は自分と同じくらいの少女の年齢に見えるのだが、やけに精神年齢が低いし嘘つくの下手な少女だなと少し失礼な事を考えながら、何故自分が少女を勇者だと思ったのかの理由を割としっかりした理由で話し、逆に豪語する奴ほど大したこと無かったりするもんなんだよ。と理由を話終えれば、ふと思い出したように「さっき聞いたけど、人探しって誰探してんの?」と人探しをしているなら何かしらの身体的特徴なんかを知っていたり名前を知っていたりするのが大半だ。まぁ…たまに自分の運命の人とかなんとか言う頭がお花畑の人もいるにはいるが、人を探しているのなら自分が行ったことある所だと今のところ近くの王国しか無いが、それでも知っているかもしれないと問いかけて)

あんまり胸張って言いたくねぇーけど、俺めちゃくちゃ弱いの。
ステータスを見れる装置みたいので今のステータス見たら全部1桁。体力もほぼなしに魔法に至っては才能皆無。この世界の人達の誰よりも弱い自信があるのよ。
(物凄く不思議そうにしている少女を見れば、その理由はこちらはきちんと把握しているだけにあまり自信ありげに言うものでも無いのはわかっているのだが、この世界ではある年齢になると職種で何に向いているのか見れる装置をやるついでにステータスを見る人もいると聞いたので、この事を言っても不思議には思われないだろうと、モサモサして相変わらず爆発している自分の髪を掻きながらステータスの結果を伝え。だから最弱種に入るスライムですらこのザマなのだとため息をついて)


(/ おぉ、街を移動して強い武器購入というのはRPGあるあるなのでそうしましょうか!)