東雲学園　/　人数無制限　

　▼　晴臣先輩　（　>163　）


……晴臣先輩なら居るっすよ絶対｡…俺は無理､扱いきれない自信しか無い｡
（　　悪戯子の様な笑みを浮かべた侭の彼を見詰めて､彼ならば上手いこと扱ってくれる人が現れるのではと思い｡立候補しないかと言われれば首を横に振り無理だと告げて｡「……おむらいす､かな?」と問い掛けられた質問に少し考える素振りをみせ曖昧に返答して｡「……勿論入ってるに決まってる｡見るか?つうか見せてやる｡」と笑いを堪える彼を見詰めながらポケットからスマホを取り出し､猫の写真のフォルダを見せて｡　　）



　▼　凉　（　>164　）


……駄目なもんは駄目､ずっと俺だけが良い｡
（　　彼の手の甲へ重ねた手をぎゅっと痛くない優しく力を込め握り締めて､珍しく駄々を捏ねる様に伝えじっと彼を見詰めてみて｡「…安心してくれ､凉もどんな俺でも受け入れてくれそうだなって思った｡……ん､すげぇ嬉しい､傍に居てくれ｡」と安堵した様な表情を見せる彼を見詰めて､ほっと此方も安堵して｡「…色んな絵を一緒に描こ､楽しみ｡……何回も言ってたか､ほんと可愛いからつい言いたくなっちゃう｡」と仕方ないなと言いきっと乗り気でないのに絵を描いてくれる彼の優しさに心がポカポカと温かくなる感じがして｡可愛いとそんなに言ってたかと改めて自身の発言に吃驚しながら伝えて｡「…信用してるから裏切らねぇでな凉｡……わ､猫の写真付き､くそ可愛い好き｡シフト結構入ってるんだな?…頻繁に学校以外でも逢うのは嬉し?迷惑だったりする?……うわ､すげぇ美味そうだな､サーモン好き｡…ボロネーゼは名前だけ聞いた事ある｡」とポケットからスマホを取り出しメッセージを見れば猫の写真付きで｡パッと彼と猫の写真を二度見した後可愛さにグッとなりながら猫の写真と彼のシフト表を即保存して｡メニュー表を指差した物を見ればやはりどれも美味しそうで少しキラキラとした目で見詰めて｡　　）