名無しさん 2022-08-02 12:26:43 |
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……ねぇ、僕は男ですけど一応妃ですよね。なら…少しドレス風の式典服用の物を買いましたよね。それを着ましょう
(そう、僕は妃。だから前にズボンだけど少しドレスにも見えるタイプの服を買って結局羞恥心に負けて仕舞った服があった。執事が紫色の少し足の見えるタイプのその服を持ってくると「処分するか否か悩んでいられた服ですね」と言うため頷く。この国の大臣は私より先にダンスの相手をする…それがこの国の掟だから仕方がない、それは分かってるけど、あのクズは妙に手の握り方も…腹が立つ、だから、少しくらい頑張ったって…「妃だからという理由を抜きにしても、ケネス様はそこらの女性より美しいです。自信をお持ち下さい」その言葉に励まされる。執事は僕が小さい頃から面倒を見てくれてるから唯一、僕と言う普段の一人称を使える。執事に手を借りて服を着替えると、自分で言うのもなんだけど、そこら辺の女性よりは美しいしどの男性よりも綺麗ではある。大丈夫…そう言い聞かせるけど本当はドキドキしてるし似合わないと言われたらどうしよう、なんて思いながら黄色い薔薇にキスを落としてヒールの音を響かせながら会場へ向かう途中、彼と一緒に入るために廊下で彼を待って)
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