名無しさん 2022-08-02 12:26:43 |
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(/了解いたしました!では此方も潜らせていただきます。)
>ケネス
「それは…、そうだけど……ヒック……。せめて帰ってくる日は王宮で仕事してくれてても良いじゃないか。」
(ケネスが涙を拭くように、と渡されたハンカチは彼の香りがして、なんだか落ち着く。確かにケネスは俺と違い、この国を一番知っている。だから、国をほぼケネスに任しており、なんだか申し分無い。だけどやっぱり王しかできない仕事もたくさんあるからあまり減らないが。ケネスは、きっと適材適所と言うだろう。昔から良く、明るくて人懐っこい奴だ。と回りの大人たちに、外交に生かせるだろうと良く言われてたため、なんも違和感は無かった。だけど、いくら仕事とはいえ、待ってくれなかった寂しさがどうしても勝ってしまった。首を降り、なんとか寂しさを撒き散らす)
「そんなことッ…………えっ、まさかこの黄色の薔薇の花言葉かい?絶対断じてケネスとは別れたくないんだぞ!」
(しまった、やらかした。ケネスにはきっと皮肉のつもりで薔薇を持ってきたと思われただろう。わぁ……泣きたい。さっき止まったはずの涙が込み上げてくるが、これじゃダメだ。とグッとこらえる。ケネスが薔薇を一本取り、なにやら数えているように見えて、「そういえば薔薇の数は、101本だぞ」と教える。これもなにか花言葉があって…悪い意味なら、どうしようと考えて)
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