匿名さん 2022-07-29 15:54:00 |
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(主の精神的疲労はさておいて、気を取り直して目の前の理科室は何故か鍵が掛かっておらず、しかしそのお陰で自分がまた校舎内へと入った来た時のように内側に入って鍵を開ける必要もなくて少し首を傾げてみながらも理科室に入ると明かりの付いていない理科室は他のところと同様に薄暗く。この理科室での七不思議の内容は確か「理科室の人体模型が動き、自身に肉が欲しくて夜の理科室に来た人物を閉じ込め肉をもぎ取るらしい。もぎ取られたらその人が次の人体模型になる」というものであるので予告もない急襲にも応戦出来るように鉄扇を構えながら主の後について油断なく理科室内へと視線を巡らせると、普通の教室よりは机やら道具やらが異なりつつも広さ自体は少し広いくらいでさほどでもなく、やがて主や自分以外の人型のモノが視界に映り。同じくして何やらガタガタとしたラップ音とも違う音が聞こえて来て、警戒度を一気に引き上げながら慎重にそちらを注視してみるとそこにはここの七不思議の一つである人体模型が何やらあらぶっているように激しく動いており――それの背中に被さるように、理科室では人体模型と同じくお馴染みな骨格標本が人体模型の動きを押さえているような状態で。主の身の安全は確保しようと制しつつも判断は流石に自分では出来ないために鉄扇を構えたまま、主を見遣り)
あらあら……?これは、どういう状況なのかしらね……?
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