石上優と伊井野ミコは恋がしたい。

そうだなぁ、体育祭、奉心祭にクリスマス……あっという間にこの生徒会の任期も終わるんだろな。
（中学生の時のまま、引きこもっていたらこんな感覚にはならなかっただろう、楽しかった思い出だからこそあっという間に時が過ぎる気がして、いつもは雑談をする中ではないくらいに犬猿の仲であった相手とも段々と改善の余地が見えてきて、その話に同意して思い出を振り返るもクリスマスにあった出来事を思い出しバツが悪そうにやや目を逸らしつつ、この生徒会で過ごす毎日も直ぐに終わりが来るのだろうと考えれば早めに切なくなり、ふと自分が置いたミドジャンに相手が没収するどころか興味を示すような素振りを見せるのに恐る恐る問いかけてみて）
伊井野……マンガとか読むのか？