花音の手は小さくて細い。女の子って感じ。……離したくなくなっちゃった。( あっという間に到着した目的の店を見上げ / それから彼女の方へ視線遣ると、眉下げて笑って見せて ) ──ふ、いっぱいあるから覚悟しておいてよ? ( 予定を立てるだけでも楽しい会話に思わずふっと息洩らし / 少しいたずらっぽく口角上げて )