かわいいなんて言わないで。(〆)

(ゴロゴロと転がっていた所へピンポンとチャイムの音。何か買ったりしたっけ？と考えている途中にまたピンポン。そして外からは……噂をすればなんとやら。いや、噂をしていた訳では無いけど、頭に浮かべていた人物の声。しかもその言葉の内容は到底聞かれたくないとんでもないもの。
手に持っていたスマホをほっぽり出して慌てて起き上がり、「すぐ開けるから変なこと騒ぐな！」と部屋の中から外に聞こえるような声で叫べば急いで玄関に行って扉を開けて。)

お前っ……！　その呼び方やめろって言ったよな！？　近所に聞かれてたら……ッ！

(慌てた表情で扉の前にいる女の子へそう叫びながら視線をやれば、いつもとは雰囲気の全く違う、向日葵柄の浴衣に身を包んだ女の子。思わずドキッとして言葉を詰まらせてしまえば、すぐにその不覚に気がついて唇を噛み締める。)

と、とりあえず見られる前に中入れっ！

(と、半ば強引気味に手を引いては、今の声を聞いてなんだと人が出てくる前に消えようと部屋の中へ引き入れて扉を閉める。これそろそろ本当にこのアパート内で俺の居場所が無くなる日も遠くないな？)

……で、なんだって？　お祭り？


(/レスありがとうございます。やはり綵芽ちゃんいいキャラですね、楽しそうでにやけてしまいます。笑
あ、あ…お疲れ様です(？)　補習大変ですね……私の方は大丈夫なので、ぜひしっかりと単位を取って来てください。)