かわいいなんて言わないで。(〆)

そ、そりゃ俺もここに住んでるからで……は？　ほんとにお前もここなの……？

(どっと疲れが来るような、そんな感覚がまた全身に駆け巡ってくる。やっと解放されると思っていたのに、むしろこれは地獄の始まりと言うやつではなかろうか。
こっちのしれっとした無礼発言に相手はムッとしているようだけどそれは関係ないというかあまり気にしておらず、それよりもこれから先の自分の大学生活はおろか、私生活にまで迫り来るであろう危機に恐れるしかなくて。
どうしたらいいか分からないまま、まさかそんな隣部屋だったりしないよな？なんて心の中でフラグ建築しながらも恐る恐る歩き始めると自分の部屋の前へ。
そこまでまたもついてきてる相手に振り返っては。)

ここ……俺の部屋だけど、もしかして隣だったりする……？

(とは言いながらも。もう恐らくそうなんだろうななんて感じれば諦め気味の感情で相手の手に持つ鍵を見つめており。)

はぁーーー、なんでアパートまで同じなんだよ、運命ってやつか？　求めてないんだけど？　漫画か？フィクションか？

(/傍から見たら仲良し女の子同士に見えてたでしょうからねぇ、異質な雰囲気の片方に驚いて固まりそう笑
たしかにたしかに！そこで「おぉ～ホンモノの女の子はかわいいでちゅねぇ」とかここぞとばかりに仕返ししそうですね。笑)