かわいいなんて言わないで。(〆)

なんで今の流れでそうなるんだよ！　お前は面白くても俺は面白くもなんともねぇよ！

(どこまで行ってもマイペースな相手は結局女装クンという呼び名がお気に召してしまったらしい。というかそれ、傍から見たら女の子、しかもむしろあんまり女の子らしくない格好した子に女装とか呼んでることになってお前もお前で変な人に見られるんだからな。)

十分鬼だろ！　卒アルに載せるとかばら撒くと同義じゃねぇか！

(そんなことないと不満そうに頬を含らます相手。お前そのセリフとその表情同時に出せるってどういうこと？　どういう訓練受けたらそんな綺麗に矛盾できるわけ？　なんて心の中で突っ込みながらじとっと相手の方を見つめていて。
変わっているなんて言うとキミに言われたくないなんて言われれば。)

いや、うーん……。そうだけどそうじゃないっていうか。別に俺は変わりたくて変わったわけじゃないって言うか、俺が変わってるのは物理的って言うか……。

(相手の言ってることも正しいような正しくないような、そんなモヤモヤする感情を得てしまってはぶつぶつとそれを整理するようにあんまりよく分からないことを言って。
なんてしているとふとまた相手のペースに飲み込まれてると気が付けばはぁっと溜息を吐いて立ち上がりうーんと背筋を伸ばすようにして。)

なんか、お前と話してると無限に体力吸われる気がする……。
お前さ、授業とかないわけ？　ほら、こんなところで話してても暑いしさ、授業ないなら帰ろうぜ。な？

(どうやらとうとうめんどくさくなったのか、相手を追い払う方向に動き始めては持っていたカバンを肩にかけ直してその場から離れようとし始める。相手が授業があるなら自然にバイバイだし、なくても帰らせつつ自分も帰ろうなんて考えて。)

(/めちゃくちゃありそう～笑　唇噛み締めながら謝ったり相手の言うこと聞いたりする志穂が想像出来ちゃいます。笑　ああ、仕方ないです！お身体大事に。寝不足でしたもんね……。
他の場面とか考えてたんですけど、一人暮らしの部屋が隣だったとか、買い物に一緒に行くとか色々妄想が膨らんじゃいます。笑　この季節だからプールに行くのも楽しそう。笑)