相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.5484 by 検索  2024-05-19 14:15:25 

何か直接的な被害がある訳でもないし別に今日じゃなくても…、…分かったよ、それまでその場所について下調べしておこう。
(相手の為に、という形で同行に了承したが何やら不安を煽ることを言われると一瞬固まってしまった。その後依頼人との打ち合わせも終わり依頼の進め方としていつ行くようにするかと聞けば調子の良さそうな所長に今日の実行だと命じられて若干顔を顰めてしまう。話を聞く限りは緊急性や誰かに被害が出ている訳でも無くいつ行ってもいいはずだ。今日となればあと数時間で向かうことになる訳でその心構えや準備が出来ていなければ後日にするように提案するが相手も所長に賛同してしまえば多数決で方針が決まってしまった。何処か楽しげにも見える様子で準備を口にする相手をじっと見てしまいながらあくまで平気なフリをして返事をすると下調べの為にガレージに向かった。その実態を知れば怖いと思うことは無いだろうと心霊スポットについて地.球.の.本.棚で調べてみたが過去に事故が起きて複数人が死亡したことや心霊現象としてどんな事が観測されたかなどの記載を見てしまってますます不安が煽られてしまう。思わず検索を中断していつも通り過ごして気を紛らわせることにした。時は流れて日が暮れた頃に事務所スペースに上がってくるがいよいよ出発となると落ち着かないようにそわそわしてしまう。『私そろそろ帰るから依頼の方宜しくね』と所長が逃げるように帰るのを見送るとゆらゆら視線を揺らしてから相手の方を見て「…そろそろ行くのかい?」と尋ね)

  • No.5485 by 探偵  2024-05-19 18:32:41 


(/お世話になっております。本日なのですがこの後お返事できそうなさそうなのでご連絡させていただきました……本体のみからのご連絡で申し訳ないです。いよいよ心霊スポット突入という良いところですが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.5486 by 探偵  2024-05-20 07:47:28 


あぁ、いい頃合いだな。……心配すんな、あぁいう心霊スポットは大抵雰囲気に飲まれて怖いと思っちまうだけだ。お祭りのお化け屋敷と変わんねぇよ
(相手は話を進める間も体を固めたり顔を引き攣ったりと中々に忙しなく表情を変えていて正直面白かったのだが、あえてそこには触れずにいつも通りに話を進めていく。途中何かを訴えるようにじっとこちらを見ていた気もするが気づかないフリをしておいた。いよいよ日も落ちて出発の時になると所長はそそくさと事務所を出ていってしまう、どうやら所長は所長で怖いものは苦手らしい。依頼を押し付けていく姿に思わず呆れてため息をついて相手をみれば、こっちはこっちで落ち着かない様子で視線をゆらゆら揺らしている。これ以上怖がらせたっていいのだが流石に不安にさせすぎるのも考えものだ。相手の肩に手を置くと所詮は勘違いの代物なのだと安心させるように言う。幽霊なんているはずがない、本当にいるならきっとそれはメモリだなんだのせいだろう。安心させるように声をかけるも連れていかないという選択はせずにハットを頭へ乗せると「よし、幽霊がほんとにいるか確かめにいこうぜ」と声をかけ相手の手を取る。事務所の扉から階段の下までという短い時間だが過剰に怖がらないようにと手を繋いだまま夜の風.都.へと出ていくと、バイクの元へ歩み寄りヘルメットを相手へ差し出して)

  • No.5487 by 検索  2024-05-20 10:51:28 

…分かってるよ、君も居ることだしさくっと行って調査も終わらせてしまおう。
(不安が顔にも出ていたのか肩に手を置かれて安心させるような言葉が告げられる。確かに心霊スポットという前提があって夜の薄暗さも相まって悪い方向に想像するからこそ怖く感じるのだろう。相手が例に挙げた夏祭りのお化け屋敷も二人で散々叫んだり怖がったりした気もするが。相手がハットを被って自分の手を取る。その温もりに少し肩の力も抜けると軽く握り返しながら依頼に対して前向きな姿勢を見せた。そのまま階段を降りてバイクの元に向かえばヘルメットを受け取って相手の後ろに乗り込む。夜間に二人でバイクに乗ることは珍しい方でちょっと特別感を覚えると相手の腰に抱き着いて街の中心から離れていく徐々に変わっていく景色を眺めていた。流石に街の外れで夜間の道となれば相手も自信があまりないようで検索結果と現在の位置情報から進むべき道を確かめて進んでいった。やがて人の気配はおろか電灯が一つもない道になり嫌な静けさの中走っていればぽつんと目的の建物が見えてきて「翔太郎、あの建物だ」と相手に知らせる。近くにバイクを停めて降り、持ってきた懐中電灯で入り口の辺りを照らすがいかにもと言った廃墟にしか見えない。無意識にいつもより相手と距離を詰めて隣に立ちながら「30年前ぐらいに廃業したホテルらしいけど…なかなか雰囲気があるね」とぽつり呟いて)

(/昨日はこちらも夜返信が難しそうだったので反応出来なくて申し訳ないです。お互い色々あると思うのでいつも通り余裕のあるタイミングでそれぞれ返信をしてやり取り続けさせて貰えたらと思います。いよいよ心霊スポット内なので存分に怖がったり出来たらと思います/こちら蹴りでお願いします)

  • No.5488 by 探偵  2024-05-20 12:32:39 


あぁ、心霊スポットって言われるのも分かるな
(相手が怖がるのを面白がって見たいと言えば見たいのだが怖がりすぎてトラウマものになっては困る。それに暗いとはいえ様子を見に行くだけだ、これほど簡単な依頼もないだろう。そうやって楽観的思考のもとバイクを走らせ依頼人が指定した場所へと向かう。風.都ならばどこになにがあるか網羅しているが流石にその外となれば話は別だ。後ろに乗る相手の存在を感じつつ相手の検索と依頼人からの情報を頼りに道を進んでいけばようやく目的地である心霊スポットへとたどり着いた。周囲になにもない場所にポツンと建てられたホテルは何年も手入れされていないのが分かる程には汚れている、バイクのライトが無ければその存在さえ見逃してしまいそうだ。バイクを停めてホテルだというその建物の前に立てばその雰囲気に余裕の表情も少々強ばって、緊張感の纏った声で返事をする。だが立ち止まっていても始まらない。いつもより相手が近くにいることに気づく余裕もなく、むしろその距離感の方が安心を感じながらガラス張りになっている扉に手をかけた。どうやら鍵はかかっていないらしい、ロビーに入り懐中電灯で足元を照らせば床のホコリの中に複数人の足跡があって確かに依頼人達はここに来たようだ。目の前の空間はどうやらホテルのロビーらしく嫌になるほど静まり返っている。懐中電灯で照らしながら周囲を見回していれば、突然背後で窓ガラスガタガタと音を鳴らして思わず「うわっ?!」と声を挙げて)

  • No.5489 by 検索  2024-05-20 15:11:17 

流石に建物が崩落することは無いだろうけど人の手が入っていないなら気を付けて中に入った方が良さそうだ。わっ!?…建付けが悪いところに風が吹いただけみたいだ。
(いかにもといった佇まいの建物を目の前にすれば相手も圧倒されているのかその表情は妙に硬い。幽霊の存在の有無を差し置いてもこのひんやりとした空気は人を緊張させるには十分だ。老朽化した建物はすぐに崩れそうな程ではないが整備されていない以上何があるか分からない。現実的な警戒を呼び掛けると相手に続いて中へと入っていく。構造的にもホテルのロビーらしき場所は急に人がいなくなったみたいにインテリアもそのままで自分達の足音がやけに響く。依頼人達や他にも来た人がいるのか若干荒れた痕跡や足跡などもあった。光源が手元の懐中電灯と外から微かに差し込む月明かり程度しかないことも不安を煽るが珍しい場所の探索への好奇心も両立してあらゆる所を見渡していた。だが突然背後からガタガタと音がすれば肩が跳ねて咄嗟に近くにいた相手に身を寄せる。同時にそちらを懐中電灯で照らすが特に異常は見られずに外の木の枝が揺れている様子から単なる風のせいだと冷静を装った口調で推測を口にした。だが跳ね上がった心拍はなかなか落ち着かないままで「その、はぐれない為にこうしててもいいかい?」とあくまで迷子にならない為だと建前を言いながら傍に寄った相手の手を取りそっと握りながらお願いして)

  • No.5490 by 探偵  2024-05-20 17:39:22 


…ったく、初っ端から脅かしてくれんな……ん?あぁ、このホテルではぐれちまったら合流できそうにねぇしな
(ロビーは人の気配がなく静まり返っているが人がいた痕跡はあって、それが余計に『ここになにか居るのでは』という思考を掻き立てられる。そんな思考が過ぎるなか薄暗い空間を懐中電灯の頼りない光で照らしていれば突然の大きな音には当然の如く大きな声が出る、隣の相手へ思わず近寄れば相手もこちらへ移動してきて肩を寄せ合う形になった。音の方を振り返ってみればただ立て付けの悪い窓ガラスが風で揺れただけのようで相手の冷静な解説を聞けば長く息を吐く。それでも心臓が収まらないでいると相手から声がかけられる、相手の方を見たところで手が繋がれた。異様な空気に囲まれたここで感じるいつもの柔らかさはいつもの数倍は心強くてこちらからも手を握り返す。既に廃墟となったここでは何が崩れてくるか分からず咄嗟に行動できるよう手を繋いでいた方がいい、それに山奥とはいえホテルの敷地はそこそこあってはぐれてしまえばもう一度合流するのは骨が折れそうだ。半分ほどは言い訳で半分は心細かったのが本音なのはさておき、懐中電灯であたりを照らしていれば案内図を見つけて相手に目で合図してからそちらへ近づく。元ホテルとあって建物内にはレストランやプールなど様々な施設が揃っている、本来は避暑地として人気のホテルだったのかもしれない。地図を頭の中に入れたあと「とりあえずレストランとか行ってみるか?」と声をかけ)

  • No.5491 by 検索  2024-05-20 19:10:08 

じゃあこのまま進もうか。…結構広いね。ああ、順番に回って行こう。…ここか、中は意外と綺麗みたいだ
(もっともらしいことを言いながら手を繋ぐと相手からも握り返されてその存在を強く感じるようになる。異様な状況の中ではいつも通りの温度と柔らかさがとても頼りがいがあった。相手からもそれらしい返事で了承されるともう一度強く握ってから奥に進んでいく。相手が照らした壁には案内図のような物があって合図を受けると詳しく見ようと近づいた。前に自分達が泊まったのはビジネスホテルだったがこのホテルはレストランやプール、大浴場などが揃っていてかなり充実した施設だったようだ。素直な感想を零しつつ相手がここから一番近いレストランに行くことを提案してくれば頷いてそちらに向かうことにした。廊下を進んでいくと古びたレストランの看板のついた場所に辿り着く。相手の手を引いて恐る恐る中に入ってみると古びた机と椅子が並んでいて奥には厨房のような施設も見えた。まるで今も使われているような規則的な配置に不気味さを覚えながらゆっくりと進む。半分程進んだところで後ろから静かな部屋に椅子を引くような音がして反射的に振り向いた。そこには二人席があってテーブルに備えられた椅子が他の椅子よりも少しだけ下げられていれば冷たいものを感じながら「…君が動かしたりしたかい?」と恐る恐る尋ねて)

  • No.5492 by 探偵  2024-05-20 20:08:21 


物がそのまんま置いてあるのがなかなか不気味だな……っ!…ここにきてそんなタチの悪ぃことしねぇよ
(それぞれの施設の場所を確認したところで相手と手を繋いだままレストランへと移動する。相変わらず埃っぽく所々壁が禿げているが装飾品が多く飾られていて当時はそれなりに立派なホテルだったことが伺える。その分廊下に飾られ月光に照らされる絵画は不気味ではあったが。レストランへとやってきてゆっくりと中へと足を踏み入れていく、相変わらずつい先程まで営業していたかのように椅子やテーブルが並んでいて人気がないのに人の痕跡があるのが不気味さを引き立てていた。思わず素直にその事を口にしながら相手と共に歩いていると少し離れた場所から椅子を引く音が聞こえて思わず振り返った。だが当然そこには誰もいない、しかしその音の痕跡かのように後ろに引かれた椅子があって背筋が冷えた。相手の問いに当然違うと答える、こちらが怖がらせるようなことをしなくてもここは十分に不気味だ。だが二人が音を聞いたのならば気の所為ではない、不可解な現象に眉をひそめていれば今度は奇妙で不快な音が奥の厨房から微かに聞こえてくる。金属同士を擦り合わせる鈍い音、その音がキッチンから聞こえてくれば自ずと二本の包丁を擦り合わせるイメージが浮かんだ。嫌な音に相手の方をチラリと見ると「これお前にも聞こえてんのか?」と自分の気の所為ではないことを確かめようとして)

  • No.5493 by 検索  2024-05-20 21:19:14 

…まあこうして手を繋いでいては君には不可能だ。…聞こえてる。 翔太郎、やっぱりここ…っ!!
(まるで自分達を客を見なして着席を促すように椅子が引かれていて息を飲んだ。綺麗に椅子の位置が整頓されていたのをちゃんと確認したからこそ明確に位置の変わった椅子に背筋が冷えていく。念の為に相手の仕業かと問いかけたがそもそも手を繋いだ状態では二つの椅子を同時に引くのは不可能だ。ならば何故、ということを考えれば必然的に幽霊というワードが浮かんだ。無意識に相手の手を強く握っていると厨房の方から自然発生ではありえない金属を擦り合わせるような妙な音が聞こえてきて懐中電灯でそちらを照らすが勿論人影などない。相手から視線を受けると自分の気の所為でないことに視線を落ち着かないように揺らしながら頷く。心拍数も上がって動揺しきった状態では非科学的な幽霊の存在を信じてしまいそうになって、相手に依頼人の言う通りここに居るのではないかと口にしようとする。それと同時に開けて入ってきたレストランの入口の扉が突然閉まる音がすると声にならない悲鳴をあげて思わず相手の腕に抱きついて)

  • No.5494 by 探偵  2024-05-20 22:28:30 


……気の所為じゃねぇってことか。……っ!、落ち着けフィリップ。場の雰囲気に飲まれて過敏になってるだけだ。それにメモリの可能性だって、
(まるで二人を招き入れるように引かれた椅子、当然手を繋いだ状態では動かせず同様に相手も椅子を引くことは不可能だ。奇妙な現象に拍車をかけるように不快な金属音が鳴り響きさらに不安を煽る、どうやらその音も幻聴ではないらしい。嫌でも緊張感が高まる中相手は動揺しながら幽霊の存在を肯定する言葉を口にしようとする、その間包丁を擦り合わせる音がだんだん大きく、すなわち近づいてきていて嫌でも心臓は早くなり体が震えそうになった。不穏な空気が蔓延したところで突然レストランの入り口扉が二人を閉じ込めるように音を立てて閉まって一瞬息が止まる。こちらへ抱きつく相手を庇うように反対の腕を向こうの体に回しながら周囲を見回すが当然なにもいない。だが金属音だけは音が大きくなり続けていて今にもキッチンから包丁を持った誰かが出てきそうだ。だが幽霊なんて有り得ない、恐怖に飲まれる前に相手と目を合わせるともっとも可能性のある単語を口にする。大学生に吹き込まれたせいで幽霊の単語がチラつくが風の街でおこる奇妙な現象はだいたいがメモリのせいだ。だがその単語を出した瞬間、金属音はピタリも止んでしまい静寂が場を支配して思わず相手をこちらへ抱き寄せて)

  • No.5495 by 検索  2024-05-20 23:36:22 

…っ、…メモリ、…消えた?
(異様な環境の中、奇妙なことが立て続けに起こるとすっかりその場の空気に飲み込まれそうになっている。金属を擦り合わせる音が段々大きくこちらに近づいて来るように感じる中扉が閉じる大きな音が響けば思わず目を瞑ってすぐ側の相手の腕に抱きつく。もう片方の腕が体に回されて一瞬安心するも金属音は止まるどころか近づいてくるばかりで更に身を縮こまらせていた。怖いという本能的な感情に支配されそうになるが相棒に名前を呼ばれると恐る恐る目を開いて相手を見る。そしてこの状況を説明する最も現実的なワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。依頼人の話とそれらしい状況から幽霊の仕業だと決めつけそうになったが確かに何かしらのメモリの能力なら同じ現象を起こせそうだ。違う可能性が示されて少し頭が冷えた所で今の話を聞いていたかのようにピタリと金属音が止んだ。同時に相手に抱き寄せられ数秒大人しくしているとその場に張り詰めていた気配のような物が去っていったのが不思議と分かった。ぽつりと言葉を零して抱きついていた力を緩めると「…本当に幽霊なのかメモリ使用者かはまだ分からないけど、意思のある何者かが居るのは間違いないと思う」とこちらの見解を示して)

  • No.5496 by 探偵  2024-05-21 07:47:21 


あぁ、なにかの気配がしやがる。害のねぇやつだといいんだが……
(恐怖で目を瞑り動けなくなっている相手の名前を呼べばゆっくりとその目が開かれこちらを向く。正直メモリの名前を口に出したのも自分が恐怖から逃れるための理由付けでしかないのだが、現実に奇妙なことが起こっている以上メモリの可能性がゼロとは言いきれないだろう。幽霊だなんて未知なる恐怖もタネを理解すればなんてことはない。そう自分に言い聞かせるように言えば相手も頭が冷えたようで強ばった表情は和らいだが、代わりに金属音が止んで警戒するように周囲をみる。だがそれ以上の変化はなく、何かがいるような気配がすっと引いていくのを感じると眉をひそめた。ゆっくりと腕の力を緩めて改めて懐中電灯で周りを照らすがこれ以上の変化はなさそうだ。何かの気配を感じたのならばその正体を確かめる必要がある、それが幽霊にしろ他の何かにしろメモリの可能性があるなら尚更だ。そうなれば先程の気配を追いかけなければならない、体が強ばりそうになってゆっくり息を吐き出すと「このまま帰るわけにはいかねぇ。この現象の正体を突き止めねぇと」と真っ直ぐ相手を見ながら言い)

  • No.5497 by 検索  2024-05-21 09:59:40 

…そうだね、依頼のこともあるしこの心霊現象的な物を二人で解明しよう。ここにはもう居ないみたいだし別の場所に行ってみようか
(相手も何かの気配を感じ取ったようで眉をひそめている。その正体と目的は未だ分からないがこの場所に踏み込んできた自分達に接触しようとしているのは間違いない。メモリ使用者の可能性があるのなら街の外にメモリが持ち出されているという危機すべき状況であり依頼のことも合わせて調査しなければならないだろう。この奇妙なことにも原因があると考えることが出来るようになれば大分思考も冷静さを取り戻してきた。分からないならばとことん調べるのが自分の性分だ。まだ少し躊躇はあるものの真っすぐ目を合わせて相棒が宣言すればその目に探偵としての意志と当初の動機だった幽霊への好奇心を携えて返事をした。ゆっくり相手の腕から離れて手を繋いだ状態に戻る。気配と異常な現象が無くなったことからその存在はここは居ないだろうと考えれば他の場所を探すことを提案し、相手の手を引いてレストランを後にした。廊下に戻ってくると二階へと続く階段と更に先に進む道に分かれる。その先にある施設を案内図から思い出すと「水辺には霊的存在が寄り付きやすいらしいし先にプールの方行ってみるかい?」と提案して)

  • No.5498 by 探偵  2024-05-21 12:41:26 


あぁ謎があるなら解明するのが探偵の勤めだ。__ここもなかなかの雰囲気だな
(こちらが真っ直ぐ見つめて探偵として調査をするように言えば相手はいつもの調子を取り戻す、幽霊という単語を冗談めかして言えるならこの先の調査にも支障はないだろう。抱き締めていた腕を解いて手を繋ぎなおし再び移動を始める、ここから気配がなくなった以上こちらに接触する何かは既に移動したと考えるのが妥当だ。まだ調べていない二階へとあがり、次の目的地が決まれば短く同意の返事を返して目的地へと向かった。プールへとたどり着き水辺のスペースへと入れば月光が強くなり先程より明るくなる、どうやら元は天井がガラス張りになっているプールだったようだがそのガラスが無くなり吹きっさらしになっているようだ。お陰でプール内には雨が降り注いで薄緑色の水が溜まっている。相手が言うように霊的なものが水辺に集まりやすいなら何かがここにいる可能性は高い、しかし周囲を見回しても気配はなかった。ゆっくり足を進めてプールの縁までやってくる、何気なく目線を下にやったところで自分の姿が薄らと水面に写った。その瞬間、水中に黒い影が見えて自分の鏡像をかき消して思わず「え、」と声が出て身を固める。直後、月が流されてきた雲に隠れたのか月光が一気になくなり周囲は暗闇に包まれた。思わず相手の方に寄りながら「どうやらここにいるみてぇだな」と呟くように言って)

  • No.5499 by 検索  2024-05-21 15:03:41 

ここがプール…かなり長い間雨風に晒されているせいで他の場所よりも劣化が酷いみたいだ。…翔太郎?っ…ああ。 少し会話を試みてみようか
(二階へとあがりプールとプレートの掲げられたエリアに足を踏み込む。元々は屋内の施設だったようだが天井を覆っていたらしいガラスは無くなっていて時折風が通り月明かりがぼんやりと辺りを照らしている。先ほどとは違った意味で雰囲気のある場所を慎重に見て回る。今まで見た何処よりも床や壁の劣化が激しく、雨水などが溜まったせいかプールの中はお世辞にも綺麗とは言えない状態だ。先ほどの存在が居ないか辺りを見ていると相手が立ち止まって驚いたような声をあげて思わず視線を向ける。次の瞬間この場所を照らしていた月光が消えて辺りの物が暗闇に包まれる。それと同時にさっき感じたような気配を微かに感じると近づいてきた相手の手を無意識に強く握りながら相槌を打つ。だが目的を考えるなら今が好機でもある。好奇心からその存在に対するコミュニケーションを提案すると早速「僕たちは噂を聞いてやってきただけでこの場所や君に危害を加えるつもりはない。もし君がここに居るなら何か合図してくれないかい?」と辺りを照らしながらこの空間に話しかけてみる。少し静寂が続くも手元の懐中電灯の光が返事をするかのように突如消えたり光ったりを繰り返すと「翔太郎、どうやら会話の意図が通じるようだ!」と興味深そうに目を輝かせながら告げて)

  • No.5500 by 探偵  2024-05-21 17:32:13 


はァ?!会話?!……っ、…お前、なんでこれは平気なんだよ……
(外気に晒され他よりも劣化が酷いこの場所はレストランよりかは生気はないものの、僅かな光を反射する薄緑色の水面のせいでこれはこれで不気味さが漂っている。そこに一層の暗闇が訪れ何かの気配が増せば相手に身を寄せ繋いだ手は強く握られる。先程のような事が起こるのではと警戒していたが相手はその何かと会話を試みるらしく思わず声を挙げた。場に似合わない大声は天井だけ開いているせいで変に反響して辺りへと響き渡る。先程目を瞑るほど怖がっていた様子とは大違いの相手を見守っていれば相手はそこに何かがいるのが前提で語り始めた。それもなかなか奇妙な光景だったがまるで返事の代わりと言わんばかりに懐中電灯の光がチラつくとすっと背中が冷たくなる。確かにこの場に何かが居るような反応なのに今の相手は好奇心の方が勝っているらしくこちらに輝く目を向けている。こちらとしてはレストランの出来事とそう変わらない怪奇なのだが好奇心へと舵を切った相手に物怖じはないらしい。だがここで踏みとどまっていては探偵の責務は果たせない、軽く息を吐くと「ならお前は俺達に危害を加える気はあんのか?」と問いかけた。するとまた暫くの静寂のあとに周囲から誰かがクスクスと笑う声が反響して聞こえてきてまた息を飲んで固まる。四方から聞こえてくる声に「どっちの意味だよこれ」と理解不能な怪異に腰が引けていて)

  • No.5501 by 検索  2024-05-21 18:14:10 

さっきのはこちらを脅かしに来ていたけど今のは単なるコミュニケーションだからね。…対話に応じてくれる辺りそこまでの脅威は感じられないけど、何だか僕たちの反応で遊ばれているようだ。……君の正体はなんだい?
(会話を試みる事を伝えると相手が大声をあげる。それを横目にそこにいる存在に話しかけるとそれらしい反応が返ってきて怖さよりも興味への興奮が勝っていた。相手のツッコミに対して一方的に怖がらせて来るのと呼びかけに応じてくれたのでは話が違うのだといつもの調子で返答した。だが会話が出来ると分かったのか今度は相手から質問を投げかける。それに対して少しの間の静寂の後、四方から複数の笑い声が聞こえてきて流石に気味の悪さを覚える。こちらの問いかけに応じてくれる意思を感じられるがレストランでの行為といい怖がらせて面白がっているような印象を受けた。腰の引けた相手の背中に手を添えて大丈夫だと伝えながらその正体に踏み込むように問いかけると突然窓の外から強い風が吹いて入ってきた方と逆側の扉が開いた。まるで誘導されているような出来事に「…行ってみようか」と相手に声をかけて)

  • No.5502 by 探偵  2024-05-21 18:45:52 


コミュニケーションならいいのかよ……ただの悪戯好きだといいんだけどな……あぁ、行くか
(相手の問いかけに対する反応はただの返事だったが、こちらの問いかけの答えはその意図が見えずに恐怖心がジワジワと湧き上がってくる。それを止めるように相手の手が背中へと添えられると軽く息を吐いて恐怖に飲まれようとした気持ちを立て直した。一方的ではなく双方向のコミュニケーションが取れているのは事実で話し合う余地はありそうだがまだ無害とは言いきれない。幽霊とおぼしき何かの精神がただの子供であるのを願っていると相手がその正体へと踏み込むような質問をして無意識に息を飲む。すると窓から突風が吹き込み音を立てながら奥にある扉が開いて、また悲鳴が出かかったが何とかそれを飲み込んで繋がった手を強く握るに留める。正体を知りたければあの扉の先に来いということだろう。探偵としてしてこの依頼を解決するためにはあそこに行くしかない、相手に頷き返すと手を繋いだままプールの奥にある扉をくぐった。二人が中へ入ると当然のように勝手に開いた扉が勝手に音を立てて閉まって思わず「だァ?!」と変な声を出しながら体が跳ねる。どうやら扉の先は従業員用の通路らしく客が入るスペースとは違い窓のないここは一切の光がなく懐中電灯の光だけが道を照らしている。完全な暗闇の中頼れるものは相手だけだ、「勘弁してくれよ」と愚痴るように呟くと真っ暗な通路を歩き始めて)

  • No.5503 by 検索  2024-05-21 20:00:05 

こっちも真っ暗みたい、ッ、…君の声の方が大きくないかい。
(正体も姿も見えない存在に翻弄されながら突風で扉が開くと強く手が握られる。こちらの言葉を理解して奥に招くように物や風を操る様子はやはり不思議で怖さよりも興味が掻き立てられる。相手からの同意を得られて開いた扉から奥を覗くとこれまで以上に真っ暗闇だ。扉を超えて通路に入ったところで突然背後の扉が閉まって驚くもののこれ以上に隣で変な声をあげる相手に肩が跳ねた。怪奇現象は割と慣れたが急に驚かされるのはどれが原因でも苦手かもしれない。思わずぽつり指摘しながら先に進むが先程とは逆で相手が何処か怖がるように愚痴っぽく呟くのを聞けば一旦手を離して指を絡めるようにして繋ぎ直した。更にお互いに距離を詰めてくっついたままの状態で進み、リネン室や必要な物を置いておくような倉庫らしき部屋の横を通り過ぎると一つの扉に辿り着いた。懐中電灯が再びパチパチと二回点滅すればここだろうと相手に目配せしてからそっと扉を開ける。そこそこ広い部屋だが照らして軽く見る限りは特徴的な物は見られない。中に入っていくと足元で紙のような物を踏んだ音がしてそちらを照らす。切り取られた紙片のようで拾いあげて内容を確認するとこのホテルの廃業を伝達するような古いチラシで相手に見せつつ「どうしてこんな物が落ちて…」と疑問を口にして)

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